本屋でふと目にとまった一冊。
『ずっとやりたかったことを、やりなさい』(ジュリア・キャメロン著)
その帯には、こんな言葉がありました。
「毎日の繰り返しに、埋もれた自分。そろそろ起こしてみませんか?」
──私、埋もれてる。そう強く感じた言葉でした。
忙しい日々のなかで、「やらなければいけないこと」ばかりを優先し、「自分のための時間」はどんどん後回しに。
子どもが生まれてから、そんな毎日がずっと続いていた気がします。
その続編にあたる、
『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』には、こんな言葉も。
「もう一度、あなたの夢を追いかけてみませんか?」
──人生の“これまで”の意味と、“これから”の可能性を探る本。
この本には、忘れてしまった「本当の自分」を取り戻すための、4つのシンプルなツールが紹介されています。
私も、完璧ではなく“ゆるく”取り入れてみたら、少しずつ、「ああ、これが私だったな」、「あれもやりたい、これもやりたかったんだ」という気づきが出てきました。
今日は、その4つのツールと、私自身の体験を紹介したいと思います。
4つのツールとは?
ジュリア・キャメロンの著書
『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』には、
創造的になるための“4つのツール”が紹介されています。
本では、「創造性を取り戻す」「やりたかったことを見つける」ための手法として提案されているものですが、私にとっては、“自分を取り戻す”ためのツールとして、とても腑に落ちる内容でした。
どれも、特別なスキルや環境は必要なく、少しの意識と時間があれば誰でも始められるもの。
だけど、その効果は驚くほどじんわりと、自分の内側に効いてきます。
完璧にやらなくても、ほんの少し取り入れてみるだけで、
忘れていた“わたし”の輪郭が、すこしずつ浮かび上がってきました。
ここからは、その4つのツールを、実際にやってみた体験も交えながら紹介していきます。
1. モーニング・ページ:書いて書いて、頭の中を空っぽにする

A4ノートに、毎朝3ページ、手書きで思考をそのまま書き出す。
これが「モーニング・ページ」と呼ばれる、最も基本的なツールです。
朝ごはんの前に、誰にも見せないことを前提に、頭に浮かんだことをただ書く。
「眠い」「なんかイライラする」「あまり眠れなかった」…どんな内容でもOK。
愚痴でも、不安でも、意味のない言葉でもいい。
これは、頭の中にたまった思考のホコリを一掃するためのもの。
「A4で3ページ」は、1行おきに書いても全然埋まらない!となり、思っていた以上に大変な量です。
朝起きて、ノートを書いてからお弁当を作って…とやっていると、「もう書いてる時間なんてない〜!」となり、くじけてしまいました。
「これは無理だ」と思ってしばらくお休みしたあと、「3ページじゃなくてもいいや」と、1ページだけにしてみたら、だいたい30分くらいで書き終わる。
そう決めてから、ようやく続けられるようになってきました。
最近はまた書けていないけれど😆
モーニングノートを続けていくと、最初の数行はモヤモヤや愚痴ばかりでも、だんだんと、「今日やりたいこと」「これからやってみたいこと」が、最後の方に出てくるようになってきます。
誰にも見せない前提があるからこそ、自分の中の善意も悪意も、弱さも、素直に書けた。
信頼できる自分との対話ツールとして、また再開しようと思っています。
2. アーティスト・デート – 自分の中にいる “アーティストな子ども” を楽しませる

「アーティスト・デート」は、週に1回、1時間程度、自分ひとりで“心をワクワクさせること”をする時間です。
ポイントは、“誰かと一緒”ではなく、“ひとりで行く”こと。
自分の内側にある好奇心や、忘れていた夢に耳をすませて、その声に従って出かけてみる。
それが、この習慣のいちばん大事なところです。
アーティスト・デートの基本ルール
・週に1回、探検や遠足のようなことをする。
・必ず ひとり で行く
・予定を事前に立てて、簡単に動かさない(できれば数週間分)
・「なりたかった自分」をリストアップすると、行き先のヒントになる
たとえば…
・パイロットになりたかった → 飛行機の操縦教室を見学する
・陶芸家になりたかった → 陶芸の体験教室に行ってみる
・野球選手になりたかった → バッティングセンターへ行く
・アイドルになりたかった → ダンスの体験レッスンに参加する
ネットで買い物をしたり、YouTubeで見て満足するのではなく、実際にその場に足を運ぶのが大切です。
私のアーティスト・デート体験
私は、毎週は難しいけれど、4月から「自分のためだけに行く場所」「やりたかったこと」を意識して選ぶようにしています。
これまでは月に1回行ければ上出来だったのが、6月はなんと3回も行けました!
・図書館で雑誌をゆっくり読む
・神社へお参りに行く
・お花教室に通う(子どもの頃はお花屋さんになりたかった)
アーティスト・デートは、つまらなくても、それでOK。
「なんだか退屈だったな…」と思う日もあるけれど、少しずつ続けていくうちに、自分の興味が少しずつ変化していくのを感じます。
3. ソロ・ウォーキング – 思考を手放し、身体と心を整える散歩
「ソロ・ウォーキング」は、週に2回、20分のひとり散歩をすすめています。
ポイントは、スマホを見ない・誰かと歩かない・音楽も聴かない。
ただ自分の足で歩いて、空気を感じ、風や匂いに気づきながら、頭の中のざわめきを静めていく時間です
私はこのウォーキングを、自作のYouTubeタイマー動画
👉 【ウォーキングタイマー】ゆっくり3分+早歩き3分 × 5セット
と組み合わせて、30分の“インターバル散歩”として取り入れています。
「インターバル速歩」で体の健康を高めながら、
「ソロ・ウォーキング」で心をリセット。
身体と心を一緒に整える、いい習慣になっています。
4. メモワール – 忘れていた“わたし”に出会い直す

最後のツールは、「自分の人生を振り返って、書いてみる」こと。
本では、「年齢を12で割って、その区切りごとに当時の自分を思い出してみよう」と提案されています。
たとえば48歳なら、48 ÷ 12 = 4。
0~3歳、4~7歳、8~11歳…と、1週間ごとにその時期を振り返っていく方法です。
正直に言うと、私はこのメモワールにはまだ本格的に取り組めていません。
というのも、最初の「0〜3歳」の時点で、思い出すのにもけっこう時間がかかってしまい、あまり書けませんでした。
でも、少しだけ書いてみたこともあります。
── 海の波に驚いて後ずさり、そのまま倒れて波が体の上を通っていったこと(2歳くらい)
── 幼稚園でダンボールのペンギンの被り物が、私だけ頭が大きくて入らなかったこと(3歳頃)
── 「誰かと同じじゃ嫌だ」と感じていた中学生の頃の気持ち
こうした記憶の断片をたどっていくと、今の私にも通じる“自分”が見えてくるような気がしました。
思い出せるところから、無理なく。
それだけでも、自分に出会い直す時間になると思います。
まずは1つから始めてみる
私はこの4つのツール──
モーニング・ページ、アーティスト・デート、ソロ・ウォーキング、メモワール。
すべてを完璧に続けているわけではありません。
まずは、モーニング・ページを始め、アーティスト・デートのプランを立てて実行。
そのあとに、ソロ・ウォークも少しずつ取り入れていきました。
でも、“全部やろう”と意気込むよりも、
“できるときに、できるだけ”。
完璧を目指すより、ゆる〜く続けるほうが、自分には合っていたみたいです。
どれも、少しの時間と気持ちがあれば、明日から始められるものばかり。
やっていくうちに、ふと浮かんでくる気づきがあります。
「これ、わたし好きだったな」
「これ、ずっとやりたかったのかも」
やりたいことって、無理に探すものじゃなくて、ちょっとした行動のなかで自然に思い出すものなんだなと、今は思っています。
日々に埋もれて、見えなくなっていた“素の自分”。
何かを足すのではなく、取り戻すだけで、世界の見え方がすこしずつ変わっていく。
まずは、ひとり散歩でも、モーニング・ページでも、アーティスト・デートでもいい。
「今の自分」ができそうなことを、ひとつだけ選んでみてください。
本のリンクはこちら
気になる方は、ぜひ本も手に取ってみてください。
若い頃の夢も、大人になってからの願いも、きっとどこかでつながっているはずです。
いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。
ジュリア・キャメロン著 / サンマーク出版
時間の断捨離 12日目【100日チャレンジ】
今日は外出の予定がなかったので、思いきってパジャマのまま1日を過ごしました。
着替えやメイク、身支度にかける時間をまるごと断捨離!
浮いた時間は、制作に投入!
「人に会わない日くらい、楽してもいい」
そんな割り切りが、意外と心地よくて集中力も持続。
メリハリのある1日になりました。

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